実験段階のシステム
端末側発音型
視覚障害者向け案内システム
仕組みと概念図

アンテナ付き白杖で無線タグを埋め込んだ誘導用ブロックを検知、無線で白杖と接続する携帯端末で位置を特定し、利用者の音声による目的地指示により、音声で案内誘導する。
概要
駅構内と駅周辺の視覚障がい者向け案内誘導を目的に開発が進められているシステムで、携帯端末、専用白杖、RFIDタグ埋め込み点字ブロックから構成されている。
場所案内、目的地までの誘導案内等を利用者からの音声入力に対する音声応答で実現する。現在は実証実験段階であり、一般供用には至っていない。
想定利用対象
全盲、弱視
システムの特徴
- 音声のやりとりによりシステムを利用することができる。(音声入力/音声合成)
- 目的地へ高度な誘導案内することができる。
- 鉄道駅構内におけるきめ細かい案内ができる。
- 目的の駅名を音声で入力することで乗り換え案内もできる。
- 様々な施設の利用に対して移動支援することができる。
設置想定環境
鉄道駅構内/駅周辺の移動支援、駅利用等に関する情報提供支援等
データ
- メーカー:(財)鉄道総合技術研究所
- 問い合わせ先:042-573-7212