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施設を中心とした運用中の音声案内システム

手に持つ端末から音声を発するタイプ

AM微弱電波を用いた音声案内システム「てくてくラジオ」

写真:発信機

仕組みと概念図

施設に置いたAM発信機から施設情報等を送信、利用者は一般のAMラジオで情報受信できる。

概要
  • てくてくラジオは、AM微弱電波を発する音声発信器を建物内の、トイレの入り口やエレベーター等に設置し、目の不自由な方に携帯ラジオを持ってもらうことで、最大60秒までの音声案内を周囲3〜5mの範囲で案内する仕組みです。
  • AM波と特徴から、近づけば近づくほど音声が明瞭になるため、発信場所をおおよそ把握することができます。
  • 多くの視覚障害者が所持している市販の携帯ラジオを使用するので、新たに端末の購入等を働きかける必要がありません。
  • 発信機を常設する、建物内での歩行者の移動の支援という使い方のほか、仮設的に、イベント会場での各ブース案内、商店街におけるお店の紹介など使い方はさまざまです。
  • 発信機は、ACアダプターによる対応、電池による対応、いずれも可能です。
想定利用対象

全盲、白杖利用者、盲導犬利用者

システムの特徴
  • 一般市販ラジオを受信機として使用できる
  • 発信機は小さくどこにでも設置できる
  • 情報内容は自由に設置者が録音できる
  • AM波なので発信位置までのおよその距離が判る
  • 電波を用いる常時発音型で音公害を起こさない
設置想定環境
  • 建物内で、入り口、トイレ、エレベーター、階段などの場所を分かるようにする
  • イベント会場などで、各ブースの出展会社、出展内容を紹介する
  • 商店街などで、各お店の名前と、販売商品を紹介する

データ

  • メーカー:NPO法人プロジェクトゆうあい
  • 問い合わせ先:0852-32-8645