施設を中心とした運用中の音声案内システム
手に持つ端末を操作し、施設側から音声を発するタイプ
エコーシステム(エコーカード)
写真:端末(エコーカード)
写真:受信機
仕組みと概念図
端末を持った利用者が受信圏内にはいると、施設側の受信機から自動的に案内音声を流す。
概要
利用者は名刺サイズの発信機をもち、案内が必要となる公共施設や交通機関側に音声案内機能を備えた受信機を設置、利用者が受信圏内に入ると自動的に案内音声を流すシステムである。
IDコードによるデータ送信方式を採用しているため、電波混入による誤動作を回避できる。
また、受信機側は、受信回路から音声出力回路、スピーカー、アンテナまでが一体化されているため、AC電源さえ確保できれば、必要箇所に本体を設置するだけで動作可能という取り回しのしやすさに特徴がある。
送信機はシンプルな発信機のみのタイプと、案内音量調節や案内チャンネルを切り替えることのできるタイプの2種類があり、受信機側は本体に触れても音声発信するタッチセンサータイプ、多カ国語案内に対応するマルチタイプ等がラインナップされている。
想定利用対象
盲、弱視、点字可読者、白杖利用者、盲導犬利用者
システムの特徴
- 音声により具体的な案内・誘導が可能である
- IDコードによる電波方式なので利用者が近くにいるときのみ必要な情報を提供でき、騒音公害を避けることができる
- 受信機側はオールインワンのコンパクトな筐体であり、設置場所の自由度が高い
設置想定環境
公共施設の玄関、トイレ等の案内、駅の切符売り場、ホーム誘導、トイレ等
データ
- メーカー:潟oリアフリージャパン
- 問い合わせ先:03-3751-7491