施設を中心とした運用中の音声案内システム
手に持つ端末を操作し、施設側から音声を発するタイプ
音声標識ガイドシステム(シグナルエイド)
写真:発信専用型端末
写真:受発信端末
仕組みと概念図
利用者が持つ端末の電波を施設側の受信機が感知すると受信機側で音声案内や信号操作を行う。
事前情報エリアタイプでは、施設側から発する事前情報圏内で端末から報知音を発し、利用者に接近を報せる。
概要
このシステムは、利用者が携帯する小型送信機と音声案内の必要な箇所に設置する装置から構成されます。
装置側から発信される電波の受信範囲に利用者が入ると小型受発信機が「ピッピッピッ」と反応し、音声案内が受けられることを利用者に知らせます。
情報が必要であれば、小型受発信機の押しボタンスイッチを押すことにより、電波が15〜20m圏内に送信されます。この電波を受信するとスピーカーから具体的な音声案内が放送されます。
想定利用対象
全盲、弱視、白杖利用者、盲導犬利用者
その他:車いす利用者、高齢者"
システムの特徴
- 電波利用のため360°の受信が可能
- 音声情報提供エリアを事前受信可能
- 言葉による具体的案内が可能
- 小型送受信機は、交通弱者対応感応信号機システムに対応
- 小型送受信機は、障害者自立支援法の自立生活支援用具給付対象品
- 音声案内装置は、国土交通省の公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)対象"
設置想定環境
- 屋内から屋外(寒冷地を含む)設置環境に対応し、連続した情報提供が可能
- 設置環境に合わせた機器形状を準備
データ
- メーカー:池野通建
- 問い合わせ先:03-5993-7177