施設を中心とした運用中の音声案内システム
近づくと、施設側から自動で音声を発するタイプ
みるみる案内(サウンドリピーター)
写真:カメラ
写真:サウンドリピーター
仕組みと概念図
カメラからの映像を画像認識処理し、杖利用者を検知した際に音声案内を流す。
概要
従来の音声案内システムでは端末を持つ必要があり、杖を持った上でさらに端末を持たねばならない不便さ、方式が異なるシステムでは使えない、といった「視覚障がい者への負担」「互換性の悪さ」が問題となっていた。
そこで、視覚障がい者の白杖を自動的に認識し、必要な音声案内を行うシステムを開発した。
杖の認識は「動き」「色」「形状」で行っており、静止した杖は認識しない。そのため、長く立ち止まれば自動的に音声終了し、騒音公害も発生しない。
想定利用対象
白杖利用者
システムの特徴
- 端末が必要ない
- 杖をついている人に対し自動的にサービスできる
- 動きも判定基準としているため、長く立ち止まっている場合には音声は止まり、騒音公害を発さない
設置想定環境
- 駅、空港の改札や入口、券売所、トイレ、階段、エスカレーター、エレベーター、案内板 等
- 市役所等公共施設、大型商業施設の入口、総合案内板、トイレ、階段、エスカレーター、エレベーター等
データ
- メーカー:TOA
- 問い合わせ先:0120-108-117