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音声案内システムに関する視覚障害者ユーザー調査

2.調査結果

3) 外出先の街中で必要な情報(設問2)

【設問2】 街の中でどんな情報を必要とされますか?

  • 以下AからFの選択肢の中から上位2つを選択
  • A.自分の現在位置に関する情報 (現在位置)
  • B.信号の位置や色・交差点の名前に関する情報 (信号・交差点)
  • C.駅やバス停の位置、電車、バスの行き先に関する情報 (駅やバス停)
  • D.お店や病院、各種施設に関する情報 (各種施設)
  • E.その他 (その他)
  • F.必要性はないと思う (不要)

@全体の傾向

街中で音声案内が必要な場所としては、駅やバス停の位置、電車・バスの行き先に関する情報を挙げる人が非常に多い。

次いで、自分の現在位置、信号・交差点に関する情報と続く。

街の中の必要な情報

A必要な情報と属性

障がい別では、全盲が、現在位置に関する情報のニーズがやや高く、弱視では、信号・交差点についての情報のニーズが高くなっている。

外出方法別では、白杖・盲導犬が、信号・交差点に関する情報のニーズがやや高いものの、同伴歩行と比べて大きな差異は見受けられない。

同伴者と外出する人も、単独歩行者と同様に、様々な情報を必要としていることがわかる。

全盲の場合のグラフ
弱視の場合のグラフ
白状・盲導犬の場合のグラフ
同伴歩行の場合のグラフ